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初心者向け。SEO対策、Organic Searchに有利なコンテンツ制作のコツ


投稿日2023/1/23 更新日2023/1/23 WebSite

はじめに

制作したwebサイトを検索エンジン上位に表示したい。
webサイトを作ったが問い合わせがこない。
webコンテンツとしてどういった情報を書けば良いかわからない。

この記事ではそんな方に向け、Organic Search(自然検索流入)に有利なコンテンツ制作のコツを中心に紹介していきます。

webサイトは作った後の運用が重要

webコンテンツといってもコーポレートサイトやメディアサイト、キャンペーンサイト等種類は様々です。
そのため制作した目的にもよりますが、いずれにしてもせっかくお金をかけて作ったwebサイトが人目に触れられないというのは、費用対効果が感じられずwebサイトにかけた費用が「余計な出費」となってしまいます。

弊社では、作って終わりのwebサイトは初めから想定しておらず、クライアントと共に育てていくことを念頭においたwebサイト制作を心がけております。

なぜ公開して終わりではなく育てていく必要があるのか。

webサイトがあるという事実が社会的信頼につながる。
そのような時代はとっくに去っており、webサイトはあって当然です。

webサイトを作成する目的は「目的に沿ったCV(コンバージョン:成果)に繋げること」です。

そのためにwebサイトは公開した後も分析し育てていく必要があります。

完成したwebサイトの流入経路について

お客様が公開したwebサイトへのアクセス経路は大きく分けて5つ存在します。
Organic Search(検索エンジン経由)、Paid Search(広告経由)、SNS、外部リンク(被リンク)、ブックマーク等からの直接流入の5つです。

新たにドメインを取得し制作したサイトというのはどうしてもOrganic Search(検索エンジンからの流入)が少ないです。

広告による流入(Paid Search)やSNS経由での流入は即効性が期待できますが、一時的なもので、コストが発生し続けるというデメリットもあります。

キャンペーンサイトやイベント用のサイトなどでは即効性が求められるため上記のような広告流入は適していますが、一般的なコーポレートサイト等はOrganic Searchを伸ばしていくことを目的とした方が良いかと思います。

Organic Search(自然検索流入)に有利なコンテンツの作り方

Organic Searchでお客様のサイトを伸ばしていくためには、SEO対策という課題が発生します。
SEOとは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の頭文字をとった略語です。

今や時代はSNSが主流であり、webコンテンツについても、調べられないことは無いと言えるほど膨大に存在しますので、新規ドメインで取得したwebサイトで期待したキーワードを検索上位に表示させるというのは正直簡単ではありません。

ではどのように対策すれば良いのか。
細かいノウハウやお作法といったものはあります。検索ニーズや検索ボリュームの調査、サイトマップの送信、サイト表示スピード、競合ワードの調査…

もちろん、それら全てをお客様が常に意識してコンテンツを作るとなると、時間面、学習面でとてもコストが高く、通常業務に支障がでてしまうかもしれません。

しかし、Organic Searchを伸ばすための方法として、シンプルかつ明快な結論があります。
それは「ユーザーにとって有益な情報を記載すること」です。

検索した人にとってわかりやすく十分な情報量で、きちんとオリジナリティのあるコンテンツであることを意識する、というのが最も重要となります。

役に立つコンテンツであることはユーザーにとって好まれ、それらが上位に表示されることは検索エンジンであるGoogleの目指している部分であるからです。

コンテンツ公開後の分析はwebの専門家に任せたとしても、「ユーザーにとって有益な情報を記載すること」はwebの専門家ではないお客様でも意識することができる点かと思います。また、お客様が専門性の高い職種であるほどそういったコンテンツは提供しやすい部分でもあります。

次の項ではユーザーにとって有益な情報を発信するためのポイントをご紹介いたします。

ユーザーにとって有益な情報を発信するコンテンツ制作のポイント

キーワード設定

「複合キーワード」で設定することを意識します。
「複合キーワード」とは「北海道 webサイト」といったように、2単語以上で構成されるキーワードのことを指します。

単一のキーワード(一般的にビッグキーワードと呼ばれます)は検索ボリュームが多い反面検索上位に表示させるのは困難なため、まずは3単語程度でのニッチなキーワード(スモールキーワード)での上位表示を狙っていくのが効果的です。

意識するポイントとしては、自分がこの記事を検索するならどのように検索フォームにキーワードを打ち込むかといった点を考えてみることです。

わかりやすくいうと、特定の一人の人に向けて情報を届けるつもりでコンテンツを作ることです。

コンテンツ内容

Googleが提唱するユーザーの検索ニーズは以下の4つに分類されます

  • Doクエリ
  • Knowクエリ
  • Goクエリ
  • Buyクエリ

簡単に補足すると、上から「何かをしたいとき」「知りたいとき」「特定のサイトや場所へ行きたいとき」「買いたいとき」の4つです。

コンテンツ自体どのようなことを発信してよいかわからないといったときは、上記の検索ニーズを元に以下のようなコンテンツを参考にしてみてください。

「やってみた、行ってみた」系のコンテンツ

Doクエリ、Goクエリに該当します。実体験に基づくコンテンツとなるためオリジナリティが高く、ターゲット層を絞れば1ページ目表示も十分狙えます。

専門性の高い内容をわかりやすく解説するコンテンツ

お客様の職種、業種が専門性の高いものなら、専門外であるユーザーからの興味を惹くコンテンツは無数に潜んでいると思います。

専門外のユーザーにとってもわかりやすく明快なコンテンツを発信していくことで質の高いコンテンツを作ることができ、評価にも繋がることでしょう。

関心の高いコンテンツやトレンドコンテンツ等

例えば、法律にまつわるwebサイトを運用しているお客様の場合「インボイス制度」という言葉が出始めたときに先んじてコンテンツを制作する。最新のニュースの事例を元にコンテンツを発信する。

他にもゲームやエンターテイメントの最新情報をまとめる等、ユーザーの関心が特に高いキーワードを拾ってコンテンツを作成するのもオススメです。

発信が早ければビッグキーワードでもいきなり1ページ目に表示することができる可能性もあります。

コンテンツの書き方や文章構成のポイント

1.コンテンツのタイトル設定

先述したキーワード設定の項目と重複するため割愛しますが、スモールキーワードを意識したタイトル設定がオススメです。

2.コンテンツの見出しを先に設定する

タイトルが決まったら、コンテンツの内容を作る前に記事の構成を考えるのがオススメです。
そうすることでまとまった文章構成を作りやすく、読む側によっても読みやすいコンテンツとなります。記事の構成を考えるためには、先に見出しを決めてしまうと楽です。

また、見出しにもキーワードを含めることを意識するとなお良いです。

3.一文を長くしすぎない

読点が入っていたとしても長文で途切れない文章というのはとても読みづらい印象を与えてしまいます。よって、文章はわかりやすく簡潔にすることを意識しましょう。

4.記事の最後にまとめや振り返り等の締めくくりをいれる

長文のコンテンツとなってしまった際などは特に、重要な部分を再度要点としてまとめてあげるとよりわかりやすいコンテンツにすることができると思います。

さいごに

この記事ではOrganic Searchに有利なコンテンツ制作のコツとして、ユーザーにとって有益な情報を発信するポイント、コンテンツの書き方や文章構成のポイントについて紹介しました。

コンテンツ制作についてお困りの際などはぜひお問い合わせください。

この記事を書いた人

Infigate

北海道札幌市のシステム開発会社、株式会社Infigateです。 活動内容やシステム開発技術に関するTips、DX化に関連する記事やその他地域活性化に繋がる情報等を発信していきます。

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